レセプションで。

仕事上などのネットワークを広げるのにとても有効なのがレセプション。日本では接待や、いわゆる「飲み会」がありますが、海外での主流がレセプション。定例的な年次レセプションもあれば、賞を授与したとかの祝いごとレセプション、あるいは外交面では各国が毎年その国のお祝いで開くもの(例えば日本政府は天皇誕生日を12月に)まで目的は様々です。
もちろんワインやお酒が振舞われますが、ここで特に日本人が気を付けたいのは、酔っぱらってしまわないこと。「飲み会」気分で飲んでしまって、顔が真っ赤でろれつが回らないという日本人を良く見かけます。また、日本での「飲み会」では飲んで酔っ払っても許される、それが上司などお偉いさんと一緒でも、または接待先などでも、許させますが、海外ではNGです!酔っぱらって自分を見失ってしまう、ということは海外では「自分を管理できない信用ならぬ人」とみなされてしまいます。お酒のグラスを全く持っていないのも様にならないので(笑)、グラスは持ち、それでいてちょっとたしなめる程度にして飲みすぎないように心がけましょう。水やソーダー水、ジュースや炭酸水でも全然オッケーです。
もう一つ日本人が気を付けたいことがあります。それは、レセプションと言う場はあくまでもネットワークを広げることが主体なので、同じ人(達)だけと時間を過ごす場ではないのです。知っている人も知らない人も、挨拶をし、紹介し紹介され、10分15分適度な会話をし、次々動いていくことが大切です。日本人同士でありがちなのが、知っている人たち、いわゆる「仲間」同士レセプションの間ずっと一緒にいる、ということです。これではネットワークが広がりませんし、自分が全く知らなかった情報を得ることもできません。「仲間」とは別途違う機会を設けて会えばよいし、またレセプションで知り合って意気投合した場合にも別途機会を作って会うのが主流です。ちなみに、私は「うちの人」と一緒にレセプションに参加する場合は、一緒にいるのが全体の20%くらいでしょうか。ほとんど別行動で、うちに帰ってから情報を共有しあうことが多いです。。。そうするとネットワークが2倍になります。笑えますが実に有効なんです。
レセプションを有効活用して、仕事上のプラスにしていきましょう。