国際社会の社交辞令の挨拶「にっ」

日本人同士だと、仲が良ければ良いほど挨拶は軽い、と思いませんか?「よっ」とか「元気?」とかで軽く済ませて、会話の本題に入る。。。と。逆に、あまり知らない人や、目上の人などなど、いわゆるフォーマルな場合、挨拶が結構長くなる。。。これって、国際社会では逆だと感じます。仲が良い友達とのほうが、ハグしたり頬にキスで挨拶し、「会えてうれしいわあ」という態度を表立って出す、会話を弾ませる、でないと逆に「あれ?私のこと嫌いなのかしら?」と思われてしまうんです。で、知らない人の場合、紹介されるまであまり話さない。。。。

が、です。ここで出てくるのが、「にっ」です。日本人がほほ笑む、口を開けて、歯を見せてのスマイルではなく、口を閉じたまま、歯を見せないでやる「にっ」です。知らない人、あるいは同じ建物やエレベーターなどですれ違う場合など、この「にっ」が必要なんです。大切なんです。特に、スマイルしないと愛そうが悪いと思われがちな、日本人を含めたアジア人には大切なんです。この「にっ」によって、いわゆる中間的なスマイルを見せ、「あなたに悪意はありませんよ」という暗黙の了解のメッセージが送られる、日本社会の感覚での「ごきげんよう」的な挨拶なんです。

日本人を含めたアジア人(特に東アジア人、中央アジア人。。。かなあ)は顔の作りがどうしても平だから、意識してスマイルしないと感情が外に出にくい。。。時には怒ってるようにも取られる。。。でも、逆に口を開けて、歯を見せてスマイルすると、「何がおかしいの?」と誤解されてしまう。これから国際社会に出ていく日本人の方々(特に私は日本人の若い女性たちに向けたブログを書いていますが。。。)、気を付けてみてください。で、是非この「にっ」を実践してみてください。必ず好印象受けます!